バルジ領域とは?毛根に光が当たらなくても脱毛できるのか?

最近、新しい脱毛法として注目されているのが、バルジ領域をターゲットにした脱毛です。

 

耳慣れないバルジ領域とは何なのか、脱毛のメカニズムと合わせて見ていきましょう。

 

バルジ領域とは?

 

バルジ領域は毛根に存在している特定のエリアで、脱毛症治療のための研究により、2000年ごろに発見された幹細胞の一種です。

 

幹細胞とは、自分と同じ細胞に分裂することができる上に、違う細胞に分化することも可能な細胞です。

 

バルジ領域には、色素幹細胞と毛包幹細胞が存在しています。

 

毛は毛母細胞によって生成されますが、その細胞の元となる発毛因子を作り出しているのが毛包幹細胞です。

 

毛包幹細胞は、毛母細胞の分裂を促進する役割を持っています。

 

つまりバルジ領域は、体毛や髪の毛などの成長を左右するエリアとも言える存在なのですね。

 

なぜ毛根に光を当てずに脱毛できるの?

 

従来の脱毛方法は、毛根や毛根に存在する毛乳頭に熱のダメージを与えて発毛機能を低下させるメカニズムです。

 

毛根や毛乳頭は毛母細胞に栄養を送り、栄養を受け取った細胞が分裂することで毛の成長が促されます。

 

つまり毛根に熱ダメージを与えれば、毛母細胞への栄養補給ができなくなるため毛の成長が止まり、毛が抜け落ちることで脱毛効果が得られるのです。

 

ただし、毛根も毛乳頭も成長期に活性化するため、一般的な光脱毛は成長期にしか施術ができません。

 

しかし、バルジ領域をターゲットにした脱毛では、毛根に光を当てずに施術を行います。

 

その理由は3つ挙げられます。

 

  • バルジ領域は毛根よりも皮膚に近いところに存在している
  • バルジ領域は髪の成長に直接関わっていない
  • バルジ領域は低い熱量でもダメージを受ける

 

このように、バルジ領域は毛根とは別のエリアに存在し、働きもまったく異なるため毛根に光が当たらない施術でも脱毛が可能なのですね。

 

ただし、成長期に関係ないバルジ領域をターゲットのした脱毛法であっても、現時点では効率よく熱を伝導させるためムダ毛のメラニンが必要です。

 

ですが毛根への光は不要なので、肌へのダメージが少ない脱毛が可能です。